情熱系ラヴソング


通り過ぎる季節の中で、またあなた思い出しています
ここから見える景色、そしてここを通り過ぎる風
あなたにつながる何かで、あなたにつながるすべてで

真っ赤な、夕日が僕の頬を染めた
真っ赤な、この想いが君の頬染めればいい

100年生きたって君と巡り合わなければ
この一生は無意味だろう
ため息こぼれちゃって涙も溢れちゃって
この胸がいっぱいになってしまう


どれだけの言葉が君を苦しめ傷つけるのだろうか
遠く離れても変わらない安らぎはありますか


僕は年老いて、だんだんこの目も見えなくなる
それでも何一つ失うものはないから

100年生きたってこの気持ちは変わりはしない
たとえ君が老い果てても
僕の目もぼやけちゃって君を映さなくなっても
何一つ変わらないから





〜Heaven's Door〜

ノッキンオン ザ ヘブンズドア
扉を叩く小さな音

あなただけの幸せを望みました
命が繰り返すなんて信じてないから
僕は知らなかった 知らないふりだった
はるか遠くのどこかの国で人が死んでゆくこと
 あのフェンスの向こう側
 人殺しのヘリが飛ぶ
 見ろよ真っ赤な流星が
 この街に堕ちたんだ

ノッキンオンザヘブンズドア
君にはまだ早すぎるだろう
この夜を赤く染めた

大人のための正義のための戦争
その先にある悲しみすべて
背負うのは子供達か
あぁ少年よ、嗚呼強く生きろ
その引き金に指をかけたら
悲しみにだけに向けて撃て

爆音ジェット機夜空を切り裂いて
また行くのか

ノッキンオンザヘブンズドア
ノッキンオンザヘブンズドア
ノッキンオンザヘブンズドア






 落ち葉

夕焼け小焼けて 日は暮れて 商店街を走る
軋むペダルに預けた 重たくなった体
宵待ち焦がれて日は暮れて   ホタルの光流れ
初恋の匂いがした   胸締める想いがした

 永遠よりもちょっと長い  一瞬よりもちょっと早い 夜がやってくることさ

秋の風がさらさらり   夏を流してゆく
思い出すは面影     線香花火の香り


十六夜の月    尽きぬ想い  夢や悩みの先に
答えがないことそれが 答えなのだと気付いた

 永遠よりもちょっと長い  青春よりもちょっと青い 僕らの日々は
 悲しみよりもちょっと痛い 情熱よりもちょっと淡い 君が好きだったことさ

夜の公園チラチラリ   想いを紡いでゆく
街灯に照らされて散る ひとひらの言の葉よ

秋の風がさらさらり 夜の公園チラチラリ
バイバイ  じゃあね  また明日   放課後の夢のあと






 青春の桜

体育館にあふれる君が代
涙でにじむ卒業証書
ギュッと丸め込んだら 
つつにしまい込んで
走り出すためのバトンになるの

 やさしい時間に包まれていた
 希望と後悔のはざまで

死ぬほど好きでたまらなかった
青春それは全部あんただった
左のポケット煙草の葉っぱ
机の引き出し忘れてた教科書

 あの日から僕ら大きくなれた
 夕日をにじませたあの日

君の声が消えたグランド
泣き言吐いたあのベンチ
遠くで手を振る君 もう戻らない青春の日々

君の声が消えたグランド
青空の下桜は舞う
遠くに浮かんでは消える
愛しき日々にさよならと

もう戻らないの青春の日々
散りゆく桜のさだめ
愛しき日々よ永遠に 愛する友よ永遠に